張り芝後、直ちに使用したいグラウンドや校庭、園庭で採用されています。施工が迅速かつ、その後の養生期間も約1ヶ月と短期であるため、学校の校庭ならば夏休み中の間に施工して芝地を完成させることが可能です。材料代は高価ですが養生期間が短いため、使用開始までの管理費は極めて安くなり、費用対効果に優れた材料といえます。
※動画中の規格は半ロールです。
2020年3月30日 朝日新聞社YouTube公式チャンネルで以下のように紹介されています。
(以下、朝日新聞社記事引用)
東京五輪・パラリンピックの主会場になる新国立競技場(東京都新宿区)に敷き詰められた芝は、鳥取県の砂丘地育ちだ。生産したのは、スポーツ芝で国内6割のシェアを持つ「チュウブ」(本社・東京都中央区、本店・鳥取県琴浦町)。同社が「宝物」と呼ぶ砂と、長年培ってきた技術力が生み出した高い品質が評価された。 同社は鳥取、茨城両県の計約250ヘクタールに及ぶ広大な圃場で芝を栽培している。鳥取県内が約210ヘクタールを占め、このうち、砂丘地の天然砂の圃場で育てられたスポーツ芝は、東京スタジアム(味の素スタジアム)、熊谷ラグビー場をはじめ昨秋のラグビーW杯の会場、阪神甲子園球場やマツダスタジアムなどにも広く採用されている。 1月半ば、日本海にほど近い鳥取県湯梨浜町の天然砂の圃場で芝が切り出されていた。東京スタジアムが、五輪でサッカーや7人制ラグビーなどの会場となるのに向けて張り替えるためだ。ロール状に切り出した芝は、圃場の砂をつけたまま出荷され、そのまま競技場に敷き詰められる。1ロールあたり10平方メートル。生産を手がける「チュウブ緑地」の坂出伸一・緑化資材部長によると、芝を均一な厚さで切り出すのは一般的に難しいことだが、ここの芝はしっかり張った根が良質な砂を抱え込み、ほぼ均一な3センチの厚みを実現しているという。